DJイベントにおけるVJのタイムテーブルの話
どもです。OKAZ+と申します。
ブログ新しく作ったので、今回はタイムテーブルの話でもしようかと思います。
※正解はないです。実施内容と結果と個人の感想を添えるくらいでまとめたいと思います。
タイムテーブルの話
オーガナイザー含め、イベントを開催したことがある人、イベントに参加したことある人はタイムテーブルはご存知かと思います。
タイムテーブルは何時から何時の間に、誰がDJをしているかを分かりやすく図表化したもので、これを元にイベントが進行し、前後のDJの雰囲気や、時間を見ながらネタを仕込むDJさんも多くいます。
そしてこれはDJだけじゃなく、VJも同じように記載します。(このイベントは記載ないですが)
今回のお話は
VJのタイムテーブル割はどんな形がいいの?
というお話になります。
前置きさせてもらったように、イベントごとの事情等もあると思いますので正解のないものになります。
あくまで「これからイベントやるけどVJのことなんも分からん」っていうイベンターさんに参考程度にして貰えたら嬉しいなと思います。
前提
さて、筆者はこの問題がめちゃくちゃ気になり、5/8にTwitterで以下のようなツイートを行いました。
めちゃくちゃわかりにくいですねコレ。すみません。
「何言ってんだこいつ」と思うので解説します。
例えば、イベントでDJが8人いるとして、2人のVJが8人を担当します。
その場合にVJがどこを担当するかを記載した表になります。
上から解説していきましょうか。
①は非常にシンプルです。
最初の4人(1~4)をVJ Aさんが担当し、最後の4人(5~8)をVJ Bさんが担当するという構図です。
②はちょっと入り込みます。
最初2人(1~2)をVJ Aさんが担当、次の2人(2~4)をBさんに、続いて5~6を再びAさん、7~8をBさんと2人ずつ交互に担当します。
③は逆に簡単ですね。
1人ずつAさんとBさんが交互にVJをします。
現行のDJイベントでよく見られる形式はこの3パターンのいずれかなので、とりあえずこの3パターンで匿名投票式でTwitter上で意見を求めました。
結果
以上が結果になります。
2→1→3という順で推移しました。2が圧倒的ですが、結構1もいる、3は少数派と言った所に落ち着きました。
理由なんかも聞いてみたかったので、匿名Googleフォームにて意見も聞いてみました。
今回はその中から文章を頂き、どういう考えかを見ていきます。
回答した理由について、あなたの考えを聞かせてください。(自論OKです。)という内容と、オーガナイザー/DJ/VJでの経験があるかどうかの項目のみです。
①の意見
オーガナイザー経験○ DJ経験 ○ VJ経験×
VJさんの転換回数が少ない方が担当してる人が楽かなぁと思ってこうしてるけど、自分はVJやってるわけではないのであまり強い持論ではないです。
オーガナイザー経験○ DJ経験 ○ VJ経験○
メリット
・VJにメリハリをつけた(非常にわかりやすい)休憩時間を設けることができる
・タイムテーブルがシンプルで見やすくなる ・VJのプレイに集中しやすくなる
デメリット
・一気に4人分、1人30分だとしても2時間ぶっ通しでVJをする為かなり体力を使うし、中には集中力も持たなくなるVJも
オーガナイザー経験× DJ経験○ VJ経験○
VJ同士の交代の手間を省くため。前半後半で分けちゃった方がフロアで遊ぶ時間とVJする時間のメリハリつけれると思う。 ②も正直迷ったけど上記の理由で却下かなと…でも個人的には②でもあまり①と変わらないかなと。 ③はDJごとに細かく交代しなきゃならないからVJの立場からすると大変。仮にVJが2人とも常にブースに居るのなら③でもいいかもしれない…。
①の意見としてはVJの交換回数を減らすことでVJの転換の負担を減らすことと、タイムテーブル簡略化できること、また、VJの休憩時間がハッキリすることを重視している意見が多く見られました。
特に2つ目の内容は凄く明確に書かれていますね。ありがたいです。
個人的には、①はハッキリしていて助かる反面、前半のVJは1人30分だとしても2時間近くVJブースに張り付けになるので、お客さんや他演者への挨拶が2時間後になることが若干気になりました。
また、お手洗いや飲み物などが2時間近くできてないので、不慮のトラブルに弱くなりがちな点が気になります。
また、VJのモチベーション的な部分でも、人間の集中力は90分程度と言われているので、後半集中力が無くなってクオリティが落ちてしまう可能性も怖いです(いや酒飲んだら同じやろがい!って感じですが)
しかし、①はタイムテーブルで担当が終わったら完全撤収できてしまう点は非常に魅力的です。VJは個人差はありますが、ソフトの立ち上げ設定、配線や、コントローラー、映像出力用の配線等なども含めるとセッティングに時間を要する人が多く、同じように片付けにも時間がかかるので①はAさんは完全撤収を中盤から始められる、逆にBさんは音出しの時間にAさんとセッティングでブースがごちゃごちゃしない(極論イベント2人目くらいからセッティングしだしても間に合うので)という所は強いと思いました。
②の意見
オーガナイザー経験○ DJ経験○ VJ経験×
過去にVJと相談して割りを決めたとき、長時間ブースにいるのがつらいという意見と転換が多く発生するのがつらいという意見が出たので間をとってこれくらいの長さでお願いするようになりました まず、2人ローテ程度で打診して。あとはVJさんと相談の上確定することが多いです
オーガナイザー経験× DJ経験○ VJ経験○
VJ側から言うと続けて3,4人以上やると疲れるし、たまにフロア出て話したり酒飲んだりする時間が挟めると楽しいからです。お客さん側から言うと、VJさんが定期的に変わると映像の出し方も違うから変化があっていいなと思うからです。(クラブミュージック系の人間なのでアニクラ系とはズレますすみません)
オーガナイザー経験× DJ経験○ VJ経験 ○
あまりにVJの往復が多いとラウンジなどに出られる時間が減るので転換の回数は少なくしたいです 一方でDJTTはオープンからピークタイムやクローズまでの流れがあり、VJを前半後半に完全に分けた場合は担当する内容に大きな偏りが出てしまうので、ある程度はシャッフルされていることが望ましいです
オーガナイザー経験× DJ経験○ VJ○
3だと交代が多すぎてDJとの導線交わりが心配。 1だとシステムトラブルがあった場合連チャンだと復旧できないため。
②の意見は比較的イベントの質を考えた意見が多く見られました。
DJがかける音楽のジャンルに特性があるように、VJにも出せる映像のジャンルの範囲、VJのやり方(エフェクトをかけるか、アニメ映像か、ライブ映像か、汎用中心かなどなど)も特性があるので、それも偏らないようにした方がいいよね。という意見は②のみに見られた意見でした。
これは本当にそうかなと個人的にも思います。筆者も二次ドルや女の子が歌って踊るコンテンツは映像も知識も比較的あるけど、リアルアイドルやボーカロイドなどは弱いなどといったところもあるので、2-2-2-2で割るこのテーブルであればタイムテーブルを決めてから「このVJさんは萌え萌えコンテンツ好きだから当てるか~」みたいなタイムテーブルの作り方ができるので、とりあえず前半後半と割るより必然的にイベントのクオリティは確実に上がりますよね。
③の意見
これなかったです。
まぁ個人的にも③は転換でブースを行ったり来たりするので、配線蹴ってトラブル起きたり、ほとんど常に在中になるので、結構大変ですよね。
まぁあと単純にブース内を行ったり来たりするってことはそれだけ感染のリスクも高まるということなのでおすすめとは言いづらいです。
あと単純に都度DJとVJが都度転換するわけなのでブース周りがごちゃついて見栄えが良くないですよね。
めちゃくちゃ仲のいいVJが割り振り決めずにやるイベントなんかだとありかも知れません。「この映像あるから」みたいなやり取りもたまーにブースで起きたりしますし。
総括、今回のオチ
わかります…🦒
今回感じたこととしては、VJ側からの意見としては、VJの特性や、体力面も見ながらタイムテーブルを組んで欲しいというところが取られました。
対してDJ側はVJの転換の手間を考えた意見が多く見られましたね。
今回のポイントとしては
- 転換少ない方が楽そうだけど、実際は一概にそうじゃない。
- VJ側も実は得意不得意があるので、それをDJと一致させてくれた方が嬉しい。
- お客目線だと映像の出し方も見てるので、DJだけじゃなくVJも変わったのが意外と伝わってる。
この辺が結構ポイントだったかなとみてます。
個人的にはぶっ通しは3人までが嬉しいことが多いです。挨拶の時間とか、担当したDJさんに感想言ったりお酒奢ったりする時間が欲しいので、3人くらいだと助かるな、というのが個人的な感想です。
だらだら喋るのも良くないのでこれくらいにしとこうかなと。
参考にして貰えたら喜びます。
では✋